木歓坊(kikanbo)のこと


工房を始めてから27年。(出発地は神奈川県厚木市)

随分、沢山作って来たなあ、と思います。  当初から、かなり無手勝流でしたが、今もあまり変わってないような気がしてます。


打ち合わせ、デザイン、制作、納品とほぼ一人で仕事してきました。(とは言え、どうしても間に合わないとき、納品などで助けてもらってはいますが、、、)


初期の頃の椅子  最初の掘っ立て小屋  27年前(1997年)の工房(クリック)

当工房の家具は無垢の木を使い、飽きのこないモノを作ろうという意識で制作しております。

お客様が違えば、家具の雰囲気も 変わってきます。受注生産ですので、毎回毎回、どうすれば注文の意に添えるか、というふうにやってきております。

うまく、満足していただいてるでしょうか?

木目に凝りだした頃のチェスト  雨の中の25年前の工房  25年前の工房(10m移動)

今まで、良きお客様に恵まれ、こちらも鍛えられました。

もっとデザインを洗練し、技術をUPしていかなければ、ならんでしょう。

これから先、どんな家具を作っているかが楽しみです。

ウオルナットの本棚  真新しいプレハブ 2007年引越し(700m移動)

工房と言っても、まあ、プレハブです  2007年から2016年
工房と言っても、まあ、プレハブです。

工房内の様子をもう少し知りたい方はココをクリックしてください。



そして2016年春 拠点を神奈川から茨城へ(現在、神奈川の工房はNIWA工房さんが切り盛りしていてます。。)
茨城の工房

工房からの眺め

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  • 家具について

    とくにスタイルといったものは、ありません。 スキッ!としたものをみると、おお、かっこええ!と思いますし、手の混んだ職人技のモノをみると、ウーン!と唸ってしまいます。

    作り手の人柄が感じられるような、また作り手の息が感じられるような、素朴な家具が、なんとしても一番好きです。

    そういうわけで、効率優先の大量生産無表情家具は、嫌いです。  また、デザイナー、職人分業型のかっこいいものも、あまり好きではありません。

    本当のデザインとは、紙の上で考えられたものではなく、実際に木を削ってみて、ンー!この木は‘かたい‘とか‘におう‘といった作業を経て出てくるものだと思っております。

    それがクラフトマンシップだと思います。そういった家具に出会うと非常に嬉しいですし、それが私の目標でもあります。


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  • 材木について

    材木には、いろいろな個性があります。 やわらかい木、かたい木、それから、匂いもかなり様々で、鼻がすうーっとする木、甘い香りのする木、顔をしかめたくなるような木、  さらにこれに木目が加わります。 木目こそ、全く同じものがなく、成長の早い木、遅い木、ひねくれている木、素直な木、などなど

    全く人間と同じで、扱いは大変ですが、それだけに付き合うには、いい相手だと思います。

    当工房では、特になんの木が得意だとか、そういった分類はしておりません。

    画像の説明  画像の説明  製材した松 

    いろいろな個性の木を、いろいろな顔をもったお客様にご提案できれば、と思います。
    様々の木を使うのは、流通を考えると大変ですが、、、

    一応よく使う木を列挙してみます。

    針葉樹    すぎ(杉) ひのき(檜)  まつ(松)  さわら(椹)  パイン(外国の松)など

    広葉樹    たも  なら(楢)  桜  樺桜  かし(樫) けやき(欅) くり(栗) くるみ(胡桃) チェリー  ウォルナット  メープル  東南アジアの木  アフリカの木

    画像の説明  画像の説明  銘木屋さんで

    木の写真やら、説明もこれから加えていくつもりです。
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  • 注文って?

    家具を注文する、ということは、一生のうちでもそんなにあるものではありません。お客様のイメージをよく聞き、どんな木を使ってどんなデザインで制作していくか、を、いっしょに、考えていきます。

    もちろん、お客様にとって、何しろ、現物がないのですから、それはそれは、こちらを信用してもらうしかありません。

    誠意を持って制作しています。

    どんな家具が出来てくるのだろうかと、いろいろ想像しながら、待つことができるのも、注文家具の醍醐味だと思います。(もちろん、不安もつきものでしょう。)



    いろいろなスケッチ
    画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明

    そして、作り手と依頼主が、お互いの顔を知っているということが、実は、物すごく大切なんだ、と思っています。


    実際に、お客さんの顔が分かればわかるほど、作るモノには力が入ってしまいます。


  • 注文から納品までのながれ  (まず、工房に来られる方も多いです。)

       お問いあわせ (電話またはお問い合わせフォームをお使い下さい。)

       返事 (問いあわせの内容によりますが、この時点では、まだ、おおざっぱなことまでです。)

       打ち合わせ (工房または設置場所で実際に会います。)

       スケッチとお見積り (実際に木を見てもらったり、何度かやりとりをします。)

       ご注文の確認

       制作 (お客様の喜ぶ顔を想像しながら制作していきます。)

       完成の連絡 (この時に納品日を確認します。)

       納品 (納品と同時にお支払い) お支払い方法は、現金またはお振込


      工務店、設計事務所等は、ちょっと違ってきます。


  • 注文の際、一番大切にすることは、どれですか?

    選択肢 投票
    値段 50  
    デザイン 16  
    質感 32  
    コミュニケーション 91  



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  • プロフィール
    朝焼けで赤くなるのですね、東日本では   初めて見た赤富士(塔ノ岳)

    山上 正晃   ヤマガミ マサアキ   男

    1965年11月    生まれる    神奈川県出身

    なんとなく育ち、なんとなく過ごす

    30歳の時より木工を始め、平塚職業訓練学校に入学    学校のことはこちら

    卒業と同時に厚木市で工房(木歓坊)を開く。

    以後、ずっと制作活動

    2016年より南茨城(利根町)に拠点を移す。





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    家具検索エンジンの木材図鑑 まさに、木の図鑑です。左をクリックしてみて下さい!



    家具のスライド (以前の家具をランダムに選んで見ました。)