2018.05.16
カテゴリ:木工
欄間の組手。と、ブックマッチでアサメラの木
ご近所さんから、門に欄間を入れたい!と相談がありました。
材料は支給でした。(質のよい欅です。)
昔ながらの組み手を使って欲しい、ということでした。
木工用語でスミマセンが、45度を、‘留め‘というのですが、中に雇い核を入れて、加工しよう!と考えていたのですが、この組手は経験がありませんでした。
この方が強く、そしてガラスなどを嵌め込む為に、この組手を使うらしいです。
何でもそうでしょうけれど、奥が深いですね。
時間がかかりました。
鏡板には、この自然杢を使って欲しい、ということで
取り付けも、高い、重いで、結局応援を頼みました。
大変、勉強させてもらいました。
そして、今はテーブルを制作中です。
お客さんも材料について詳しく、アサメラ(アフリカの木)を使ってみたい、ということでした。
アサメラという木材は、チークに似ていますが、経年変化でもう少し黒く、底光します。
懇意にしている新木場の材木屋さんに、ブックマッチの良材がありました。
切って、削って、接着です。
今回のデザインは、野趣溢れるというよりも、都会的な感じになる、と思います。
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