欄間の組手。と、ブックマッチでアサメラの木

ご近所さんから、門に欄間を入れたい!と相談がありました。

材料は支給でした。(質のよい欅です。)

昔ながらの組み手を使って欲しい、ということでした。
昔ながらの組み手を使って欲しい、ということでした。木工用語でスミマセンが、45度を、‘留め‘というのですが、中に雇い核を入れて、加工しよう!と考えていたのですが、この組手は経験がありませんでした。

この方が強く、そしてガラスなどを嵌め込む為に、この組手を使うらしいです。

何でもそうでしょうけれど、奥が深いですね。

時間がかかりました。IMGP0235_3.jpg

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鏡板には、この自然杢を使って欲しい、ということで
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取り付けも、高い、重いで、結局応援を頼みました。

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大変、勉強させてもらいました。



そして、今はテーブルを制作中です。

お客さんも材料について詳しく、アサメラ(アフリカの木)を使ってみたい、ということでした。

アサメラという木材は、チークに似ていますが、経年変化でもう少し黒く、底光します。

懇意にしている新木場の材木屋さんに、ブックマッチの良材がありました。

ブックマッチの良材がありました。

切って、削って、接着です。

切って、削って、接着です。

今回のデザインは、野趣溢れるというよりも、都会的な感じになる、と思います。





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