座卓の依頼で工房に来られた時に、古いちゃぶ台の修理をしていました。
向かって左側は長方形の比較的大きめのちゃぶ台(材ケヤキ)。
右側はいわゆるちゃぶ台らしいちゃぶ台。(材 栓の木に着色)
自分なんかの世代だと、ちゃぶ台=漫画,巨人の星の親父さん(星一徹)がよくひっくり返していたイメージがあったのですが、来房された依頼主さんは、比較的若い世代の方で、‘折りたためるテーブル‘は新鮮に映ったようでした。
裏側
色々お話しをうかがっていると、動きがあるスタイルの方がいい!ということになりました。
そして、着色せずに、ナチュラルで、明るい感じがいい!ということでした。
天板は、青森ひばでブックマッチにしました。とても豪華な木目です。
多少のひび割れは、トリプル契りにしました。
足材は強度のあるタモ材に。
構造は伝統的な作りで制作。
裏
ちゃぶ台ではここの ‘硬さ。キツさ‘がとても大事でした。
ちょっと今風のちゃぶ台になりました。
ちゃぶ台スタイルの座卓(table045) 天板、青森ひば 足材、たも
参考価格 12万円(税別) 藤沢市辻堂 Kさん
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