丸テーブルです。
この椅子に合わせて、ゆったりとした丸テーブルを作りたいとのことでした。 (直径135cm)
5人家族プラス猫ちゃん には、丸が、特にイイですね!
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(古彩シリーズ)というらしく、楡(にれ)の木を使った素朴な印象の椅子でした。
どんな人が、どのような所で、どのように使うかを、確認することは、重要だと思っています。
今回のテーマは
1 椅子との合性をまず第1に考える。
2 素朴な雰囲気
3 椅子がツートンなので、テーブルもポイントととして、何かする。
4 材種は、同じ楡(にれ)または、似ているタモの木
(にれは、ちょっと匂いが強いので、タモが優先となるでしょう。)
こんな感じでした。
で、完成したのは
椅子と並べると
この仕事では、制作過程から納品まで写真に収めてみました。
まず材木選び
お客さんとの話から、おとなしい木目より、派手な木目を選びました。
思ったより幅広(35cmぐらい)の材で、進めました。
材 たも 静岡の北洋木材さんまで行って、材料を選んでくる。
削ってみる。 削らないと、色やら、細かなことまではわかりません。
左2枚が削ってあり、右2枚はこれから削ります。
木工機械は必需品です。すべて’手’でなんて、大変すぎじゃ!
木の並べ方に作り手の個性が出ます。
クランプで圧着 4枚でいけました。
丸くカット 写真的に大事なところを撮り忘れました。(切断するところ)
製作中は、けっこう集中しているのです。
木工では’あい欠き’といいます。
ホゾ穴をあけます。
仮り組みしてみます。自分の場合、ここでゆっくり眺めて、構想をまとめていきます。
下脚の加工
カンナがけ
くさびを打つ
脚の完成
ポイントはこんな感じ
天板の加工(ちぎり 今回は、割れ止めというよりは、ポイントとしての意味合いが強いです。)
仕上がり
そして、納品(皆で歓迎してくれました。)
早速、子供達のあそび場になってしまいました。
横浜市 Sさん
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