木の伐採からはじまり、乾燥させて、制作までの、長い過程の仕事の報告です。 足掛け3年かかりました。
ご自宅を新築する際に、敷地内にりっぱな松の木がありました。
なんとか有効に利用できないか?ということでした。
この木では第1段として、椅子を制作しました。
詳細は、こちらをクリックしてください。
今回は、‘第2段‘です。
Mさんはイメージとして、ヨーロッパのカントリースタイルがお好みでした。
自分は、ヨーロッパには行ったことはありませんが、写真、映像などから想像するに、スペインあたりの素朴な家具が好きですねー。
今回は、久しぶりに旋盤加工(脚の丸いところ)をして、ポイントにしたいと思いました。
一般的に‘丸み‘は下側の方にいれるのが多いですが、あえて、上側でトライです。
細部と天板(節が実にいいです!)
このままの仕上げがいいのですが、部屋の家具が濃い色ですので、合わせる必要がありました。
非常に迷いましたが薄く色をつけて、アンテイーク風に味付けしました。
松という木は、非常に、吸い込みむらが強く、まだらになり、それがうまくいくかどうか、‘賭け‘みたいなものがありますが、、、あまり濃過ぎにはしたくなかったので、、、
古びた感じが時間とともに、さらにいい味になるでしょう。
納品、部屋で撮影
落ち着きましたね!
カントリースタイルの机desk018 材 松
参考価格 10万円(手間として、材料は持ち込み) 税抜き 平塚市 Mさん
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