修復です。
これはトラの彫刻がほどこしてある’衝立(ついたて)’です。
見た瞬間、ウナッテしまいました。 なんとグロテスクな!!!
持ち込んだのは、骨董屋さんで、割れやら傷やらを修復してほしいとのことでした。
たぶん、台湾製 材料はたぶん、タブの木(くすの木系)
びっくりするモノですが、よく彫ってあると思います。なによりも好感がもてるのは、彫り師が最初から最後まで、同じペースで気を抜かないで彫り上げているところです。普通、最後の方などは、息があがったり、裏などは、手がぬけてしまうものです。
最後まで真面目に彫っています。
きっと、親方が、そうとう恐かったのでしょう。
好みはいろいろですが、学ぶべきものはあるのです。
でも、どんなところに置くのでしょうか?