書棚007
読書好きの弟さんが沢山の本を残して亡くなられ、供養の為に部屋いっぱいの書棚を総無垢で作りたい!という事でした。
以前、当工房が制作した間仕切り書棚をインターネットでご覧になられての依頼でした。
先ずは、お宅に伺い、採寸をし、材料は何にするか、という事で、”栗の木”を使う事にしました。
書棚一つで、これだけの材料を使います。
先ずは材料を削って接着(部材作り)
材料の厚みが決まって(32ミリ、で取れました!)、溝の加工。
今回の仕事では、しっかりした固定棚の希望でした。
サイズはワイド2700ミリ、高さは2400ミリ、すべて組んでしまったら運べないですし、現場で組み立てる様に加工していきます。
今回の仕事では、どう組み立てて行くかが、ポイントです。一つ一つが重いので、納品、組み立てには神奈川からNIWA工房の庭氏に応援に来て頂きました。
裏板も栗の総無垢
無垢ならではの趣向
2段目と3段目は文庫本を重ねて入れたいとの事で、後ろの列がちょっと見える様に段差を付けました。(取り外し加工)


書棚 007 材 栗 オイル仕上げ
参考価格756800円
内訳(本体価格60万、2,3段の小棚8000x6、取り付け設置費4万、消費税68800円) 千葉県佐倉市 Aさん
◆納品後、本を詰め終わった連絡を頂きました。
本を詰め終わりました、圧巻です。
季刊誌のようなサイズや単行本が思ったよりはるかに多くて悩みましたが、
文庫本を前面にびっしり並べることで、どうにか収まりました。段を付けていただいたので、奥の単行本が良くわかります。
どこかに空間を作った方がいいような気がして後ろの本のサイズをバラバラにしてみたりしています。
本棚の美しい並べ方等聞いておけばよかったと後悔しきりですが、まるで本屋さんを独り占めしているような世界です。
有難うございました。
◆ホームページ掲載後、更に嬉しいお便りです。(ちょっと、ほめすぎですね!)
木歓坊 山上様
ホームページ、拝見させていただきました。掲載されるなんて幸せです。
綺麗に収めてくださり有難うございました。そして、こんなに丁寧に、いろいろな工程を経ていたのかと思うとうれしいです。
作っていただいた本棚は、昼間は気品漂い、ほの暗くなると立派な図書館のように重厚になります。
写真を飾ろうと写真立てを2.3探したのですが、本棚の気品を壊さないように、考え、選び、疲れました。
最近この本棚の本の取り出しやすさに気が付きました。
もちろん我が家の2F本棚のよりは当たり前として、本屋さんより、図書館より取り出す時の感触が全く違うのです。
なんともなめらかなのです。欲目?滑り?高さ?奥行き?材質?バランス?腕前です。
子供たちは本棚の前で記念写真を撮っていました。自慢の本棚です。有難うございました。
a:610 t:1 y:0