年末年始、塗装のドツボにハマる!

年末から年始にかけ、塗装のドツボにハマってしまいました。

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この折りたたみテーブルの修理と天板の再塗装をして、クリスマス前に納品する予定でした。。。

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イギリス製の折りたたみテーブル、アンティークのモノです。年代はよく分かりませんが、脚部の加工が、ほぞでなくダボでジョイントしていますので、おそらく50から70年前のモノの感じがします。

天板の木取り、等々から、向こうの職人の息づかいが感じられ、いじっていても、楽しい物です。

木部の修理は比較的に直ぐに終わったのですが、天板の塗装が、思うように行かなくなってしまったのです。

アンティークのモノはラッカー、セラックニスが多いので(ウレタンは、ちょっと硬い感じがする)、慣れたつもりでしたが、なぜか表面のノリが変です。

原因がわかりません。

①コンプレッサーの調子が悪いのか?(水や油が混ざってしまったのか?)
②ホースに水が入り込んだのか?
③エアガンの不調?
④塗料が古い?
⑤シンナーが良くない?
⑥下地と中塗りの相性が悪くなってしまった、、
⑦寒すぎる、、
⑧吹き付け方が下手になってしまった、等々

まあ、原因がわからないとどうしようもなく、全く時間がかかってしまいました!

塗っちゃあ、乾かして、様子をみて再度やり直して、、、


年末年始でしたから塗料屋さんとも連絡が取れない、メーカーも休み。。。

原因はなんのことはない、使用したラッカー塗料とシンナーの相性が悪かった様です。
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シンナーをホームセンターで購入したのですが、そこに理由があったようでした。。。純正品を使ってみたら、上手くいきました。。。

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お客様には迷惑かけてしまいました。

今まで使用されていた日本製の折り畳みテーブルを、持って行ってもらえないか??という事でした。。

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これは、愛着の出そうなものではなく、やはり処分される運命の雰囲気がします、、、

折り畳みの構造など、凄い考えられているし、デザインなども練られているのですが、、、

印象はよくありません。。

自分なりに考えてみた結果

①使用した材料が悪い
②塗装が悪い
③合理性を追求しすぎの面取り加工
④職人さんが作ったのではなく、工員さんが制作、、流れ作業で作られた!!

こういうところで、”味”がない家具になってしまったようです。。

機会をみて、リメイクしたい!と、思いました。。


かなり遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。。。。





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