門扉修復

約16年前に請け負った門扉、度重なる大風で丁番の根本から縦框が割れてしまいました。。

先ずは引き取りに行き、工房に持ち帰りました。

20220810_103539.jpg

応急処置で割れた所を埋めたりしても、雨風が当たるので、思い切って1本まるまる交換した方が良さそう。。。

ピンボケ写真(サイド、正面割れて、丁番が外れています。)

さすが、ひのきの赤味、腐りなどはありません。
20220810_103552.jpg

20220810_104355.jpg

知り合いの元宮大工に相談した所、とにかく、ほぞに関係ない所を切って、ほぞ周りはノミでつつき、ほぞを出すということでした。

ほぞに付いていたボンドをこそぎ出し、そして、新しい材料にほぞに合う様に穴を開ければいいのじゃ!!

という事でトライ!!

まずは、作業に邪魔な金物類は外す。
20220810_104346.jpg

切る
20220810_140759.jpg

外す
20220810_140907.jpg

20220810_140749.jpg

ほぞ周りを割く。
20220811_160958.jpg

20220810_141712.jpg

20220811_161624.jpg

ほぞが出て来る。4枚ほぞ!
20220811_163806.jpg

20220811_162509.jpg

真ん中は、まずはドリルで孔をあけて、ノミでつつき易いようにする。
画像の説明

20220811_163806.jpg

ボンドで付いている所をこそぎ、元の形にしていく。
20220811_164850.jpg

けっこう”いい感じ”に取れました。
20220811_184149.jpg

今度は穴加工
20220816_133338.jpg

20220816_133324.jpg

接着(ボンドは2液のPIボンドを使用)
20220816_162256.jpg

こみせんを打ち込む
20220817_160205.jpg

設置(現場合わせは、なかなか難しい、、、)工務店のお兄さんに手伝ってもらいました!!
20220822_164425.jpg

20220822_173833.jpg

”いい感じ”です。修理したのがわかり、大事にしているのが良く分かります。1年もすれば、違和感もなくなると思います。
20220822_164418.jpg

今度修理する時は、風の抵抗を少し逃がす為に、思い切って何箇所か穴を空けてしまいましょう。。と、お客さんとは話し合いました!!


いい経験が積めました!!


もうすぐ9月!!  セプテンバー!!





a:300 t:1 y:0

コメント


認証コード8723

コメントは管理者の承認後に表示されます。