古材の再利用
古材を利用したい、ということで、材料が、送られて来ました。
お客さんの旧実家(鹿児島)の家を解体し、なんとか、記念として、また、思い出の木を有効に使いたい!ということでした。
こちらは、杉材
こちらは、おそらく、タブの木(梁に使われていました。)
300x120x6mぐらいで、 相当立派なお屋敷だったことが想像出来ます。
お客さんには、かなりプランがあるらしく、杉材ではスピーカー台、梁材からは、座椅子とサイドボード、が作りたい!ということでした。
くぎセンサーで釘を探す必要があります。
鉄に反応して、‘二ゃあー!‘と、猫みたいな泣き声を出します。
‘帯のこ‘という機械で、まずは3っつに分けます。
梁の方は、おそらく、すばらしい木目でしょう! 削らないのも味があっていいのですが、お客さんは片面だけでも削ってみたい!ということで、
おお!なんと、すばらしいことか!!
やはり、タブの木でした。(紅タブの美しい木)
こんな木を、梁で使われていたなんて、相当財力があったのでしょう。(確かに、以前はその様でした。)
お客さんの機転がなければ、この木も解体されて、処分される運命でした。 日本全国、いたるところで、このようなものが処分されていると思うと、胸が痛いことです。
サイドボードは冬につくる予定です。(今回は、スピーカー台と座板です。)
ニュースでは、大型の台風19号が、ゆっくり、ゆっくり、来つつあるそうです。
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