門扉修復
約16年前に請け負った門扉、度重なる大風で丁番の根本から縦框が割れてしまいました。。
先ずは引き取りに行き、工房に持ち帰りました。
応急処置で割れた所を埋めたりしても、雨風が当たるので、思い切って1本まるまる交換した方が良さそう。。。
ピンボケ写真(サイド、正面割れて、丁番が外れています。)
さすが、ひのきの赤味、腐りなどはありません。
知り合いの元宮大工に相談した所、とにかく、ほぞに関係ない所を切って、ほぞ周りはノミでつつき、ほぞを出すということでした。
ほぞに付いていたボンドをこそぎ出し、そして、新しい材料にほぞに合う様に穴を開ければいいのじゃ!!
という事でトライ!!
まずは、作業に邪魔な金物類は外す。
切る
外す
ほぞ周りを割く。
ほぞが出て来る。4枚ほぞ!
真ん中は、まずはドリルで孔をあけて、ノミでつつき易いようにする。
ボンドで付いている所をこそぎ、元の形にしていく。
けっこう”いい感じ”に取れました。
今度は穴加工
接着(ボンドは2液のPIボンドを使用)
こみせんを打ち込む
設置(現場合わせは、なかなか難しい、、、)工務店のお兄さんに手伝ってもらいました!!
”いい感じ”です。修理したのがわかり、大事にしているのが良く分かります。1年もすれば、違和感もなくなると思います。
今度修理する時は、風の抵抗を少し逃がす為に、思い切って何箇所か穴を空けてしまいましょう。。と、お客さんとは話し合いました!!
いい経験が積めました!!
もうすぐ9月!! セプテンバー!!
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