18年前に制作した家具の引っ越し
以前(18年前)にいろいろ作らせて頂いたお客様より、久し振りに連絡頂きました。
鎌倉の一軒家から藤沢のマンションに移る、という事でした。
ご病気になり、先を考えるとマンション生活の方が、後先考えると暮らしやすい!と思い切ったご決断だったそうです。
先ずは掘りごたつと座椅子のセット
マンションではコタツとして、使えないので、これをダイニングテーブルに改造し、座椅子は脚をつけて椅子に変更したい!という事でした。
クルミの一枚の板で、今こんなきれいな一枚の板はなかなか探すのが大変だと思いました。。
これは、工房に持ち帰り。
次 ウオルナット(一枚板)の机
これは、分解式(アリほぞ)で組んでいて、狭い階段を苦労しながら運んだ事を覚えていました。
無事にマンションへ移動
2台の肘掛け回転椅子
次 本棚
この本棚、組み立て式にして2階に上げたのですが、階段を上げた事、組み立てがエライ時間がかかった事は覚えていたのですが、どう組み立てたか覚えていませんでした。。
何とかバラシ、運び、組み立てて壁に取り付けました。
見てわかるでしょうか??天井が低く、上の列が入りません。後日、上の段に足を付けてサイドボードにでも改造するか、という話になりました。。
おまけ 踏み台
この踏み台、作った記憶はあったのですが、誰に作ったかサッパリ忘れていたのですが、このお客さんだったのですね!!
◆自分の作った物をあらためて見た印象
いやあ、とても立派な家具類でちょっとビックリしてしまいました。。今も同じ様な気持ちで制作していますが、まあ、ここまでやるか、、これはやりすぎだなあ!!とか感心してしまいました。。今の方が多少は進化しているようですが、まあ、自画自賛ってやつです。デザインも今一つ、技術だってどのレベルか分かっていますが、全力で取り組んでいるのが感じられ、好感が持てました。
引っ越しに職人さんに手伝ってもらう程ではなく、高校からの友人に手伝ってもらい、何とか夜には終わらせる事が出来ました。
ものづくりの初心の気持ちを忘れないで、続けて行きたいですね!
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